万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】県内25人感染、クラスター1例発生

2021年09月17日 20時21分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(9/17)、県内で就学前の幼児から80代までの男女25人が県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。また、県内で新たにクラスターが1例発生し、県内の累計の感染者数は死亡した59人を含めて5131人となりました。

きょう感染が判明した25人のうち、和歌山市に住む40代の男性会社員ら4人は、いずれも和歌山市北ノ新地にある「museum cafe Vintage(ヴィンテージ)」で今月11日に開催されたライブイベントに出演者や観客として参加していました。今月15日になって、県外から参加した出演者の陽性が判明し、出演者やスタッフ、観客を調べたところ、ほかにも感染が判明しました。県は、これまでにあわせて10人の感染を確認していて、このライブハウスでのイベントを県内88例目のクラスターと認定しました。イベントを主催したのは、参加したバンドのメンバーで、把握している参加者にPCR検査を呼びかけているということです。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「今回、クラスターが発生したように、三密の環境は、感染のリスクが極めて高く注意が必要で、県外の感染拡大地域に住む人とは、連休中も接触を避けてほしい。また、県内でも和歌山市や岩出、橋本など、人口10万人当たりの感染者数が高かった保健所管内では、市中感染があったと考えた方がよく、そうした地域で、集団で集まるのは危険だということを、十分、認識してほしい」と呼びかけました。

記者会見で県内での感染確認を発表する野尻技監(2021年9月17日)

また、あすからの三連休を前に、野尻技監は、「あすから休みに入りますが、症状が出たら我慢せず、すぐに受診してほしい」と早めに医療機関を受診するよう呼びかけました。

きょう感染が判明した25人の保健所別の内訳は、和歌山市が11人、海南と岩出が3人ずつ、湯浅と御坊が2人ずつ、橋本が1人で、新宮はゼロ、県外が1人でした。

人口10万人あたりの直近1週間の感染者数は、県全体が12・6人で、今月6日以降、12日連続で下がり続けています。

また、きょう現在、入院しているのは143人で、7月29日以来、50日ぶりに150人を下回り、県内のコロナ用病床605床に、臨時に設けられた1床を加えた病床の使用率は23・6%となりました。

酸素投与が必要な重症者は12人で、このうち4人が、重篤な症状で人工呼吸器を装着して治療を受けています。

また、県が準備した療養のためのホテル利用者はきょう現在、2人となっています。

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