仁坂知事「日本一の南高梅おにぎり」開発目指す

2021年09月16日 19時38分

政治社会

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(16日)開かれた9月定例県議会で、日本一の収穫量をほこる紀州南高梅(なんこううめ)をより多くの消費者にアピールするため、コンビニエンスストアと連携して「日本一南高梅おにぎり」の開発を目指す方針を示しました。

これは、自民党県議団の坂本登(さかもと・のぼる)議員の一般質問に仁坂知事が答弁したものです。

坂本議員は、みなべ町や田辺市を中心に栽培され、日本一の収穫量をほこる紀州南高梅を全国の消費者へさらにPRするため、梅干しに合う和歌山産ブランド米の開発や、それらを使ったコンビニエンスストア向けの南高梅のおにぎりの共同開発を提言しました。

これに対し、仁坂知事は「これまでにも大手コンビニと連携して県産品とのコラボ商品を開発してきた。今後、紀州南高梅とあらたに地場産のブランド米を活用し、日本一の南高梅おにぎりを目指して共同開発に取り組み、ウメとコメの振興をはかりたい」と答弁しました。

きょうは、このほか、自民党県議団の岩田弘彦(いわた・ひろひこ)議員が橋本市のあやの台北部用地などについて、自民党県議団の鈴木德久(すずき・とくひさ)議員が歴史的遺産の保存や維持などについて、自民党県議団の佐藤武治(さとう・たけじ)議員が介護人材の確保や育成などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55