和歌山県「わかやまリレッシュプラン」再開への予算案追加提案へ

2021年09月15日 19時46分

政治経済

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(15日)開かれた9月定例県議会で、県民向けの県内旅行で1泊あたり最大1万円を助成する「わかやまリフレッシュプラン」の再開を検討するとして、そのための予算案を今議会に追加提案する方針を示しました。

これは、自民党県議団の中本浩精(なかもと・こうせい)議員の質問に仁坂知事が答弁したものです。

わかやまリフレッシュプランは、新型コロナウイルスで打撃を受けた県内の観光関連事業への支援策として、去年(2020年)7月から9月にかけて第1弾が、ことし(2021年)6月には第2弾がそれぞれ販売されましたが、いずれも好評を博し、とくに第2弾は販売開始からわずか20日間で売り切れるなど、再開を期待する声が県に寄せられていました。

中本議員は、きょうの一般質問で、県内の観光産業への支援に繋がると主張して追加の予算計上を求めたところ、仁坂知事は「当初は感染再拡大を懸念して、今議会への予算案をしないつもりだったが、観光事業者への支援のメッセージになる」と答え、今議会に予算案を追加で提案する方針を示しました。

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