和歌山市は新型コロナウイルスワクチンの接種を若い世代の人に進めるため利用しやすい夜間の集団接種を２回追加して行うことを決めました。

和歌山市は今月２５日に行う夜間の集団接種の予約をこのほど受け付けたところ３００人の応募が開始から２０分で定員に達しました。予約をした人の７割が１０代から３０代までの若い世代の人でした。市では若い人の接種を推進するため来月（１０月）２日と９日に再度夜間の集団接種を行うことを決め、今月（９月）１８日午前９時から接種希望者を受け付けることにしました。接種会場はイオンモール和歌山でいずれの日も午後２時から午後８時までの予定で行うことにしていて、接種人数はそれぞれ３００人です。

予約はこれまでのコールセンターでの電話のほか、２４時間受付ができるWEBやLINEでの受付も実施します。

市では、かかりつけ医がない若い世代の接種に集団接種が人気があることや、若年層でも感染すると重症化する人がいることが報告されていることから若い世代の接種が進んできたのではないかと分析しています。

和歌山市内でワクチン接種を希望する人の接種率は１０代の接種率が概ね４０パーセント、２０代がおよそ６０パーセントになっていて３０代までの若い世代の接種が進んでいます。