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桂枝曾丸さん「『おばちゃんの日』制定を」

2021年09月09日 18時34分

イベント社会

「和歌山のおばちゃん」のキャラクターでおなじみの落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さん52歳は、毎年8月3日を、語呂合わせ(083)で「おばちゃんの日」として記念日に制定しようと、賛同する人を募っています。

「おばちゃんの日」制定を目指す桂枝曾丸さん(2021年7月・和歌山放送)

和歌山市出身の枝曾丸さんは、旧・和歌山西高校を卒業後、五代目の桂文枝(かつら・ぶんし)さんに入門し、1998年、二代目・桂枝曾丸を襲名しました。

その後、拠点をふるさとの和歌山に置き、女性のかつらをかぶった「和歌山のおばちゃん」に変身して古い和歌山の方言による痛快な会話が特徴の「和歌山弁落語」を創作し、人気を博しています。

枝曾丸さんは和歌山放送のパーソナリティも務め、評判を聞いた漫才コンビ・爆笑問題の太田光(おおた・ひかり)さんが、おばちゃんの決めぜりふ「あで~!!」を自分のラジオ番組で真似するなど、おばちゃん人気は根強いものとなっています。

先月(8月)1日、クラウドファンディングで開催費用を集めて和歌山市で開かれた「おばちゃんの日祝賀会」で、枝曾丸さんは、およそ30人の参加者と一緒に「くよくよしても甘いもの一つで立ち直る」「1円の安さで遠方まで買い物に行く」など、おばちゃんの心得をうたった「おばちゃんの日憲章」を読み上げ、毎年8月3日を「おばちゃんの日」として記念日に制定しようと呼びかけました。

枝曾丸さんは「図々しさと人なつっこさを兼ね備えたおばちゃんの人間らしさに感謝しています。改めておばちゃんとの付き合いを考える日にしたい」と意気込みを語っています。

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