有田市のライオンケミカルが工場増設へ

2021年09月08日 13時35分

経済

蚊取り線香や消臭剤などの家庭用品メーカーで有田市(ありだし)に本社のあるライオンケミカル株式会社が、本社のとなりに工場を増設することになりました。

ライオンケミカルは、有田市の本社工場のほか、有田川町や和歌山市にも工場を展開していますが、近年の巣ごもり需要や消費者の衛生意識の高まりで家庭用品の市場が拡大していることを受け、商品ごとの生産能力を増強するとともに、分散している製造拠点を集約しようと、本社となりの敷地およそ5900平方メートルに、延べ床面積およそ6700平方メートルの新工場の増設を決めたものです。

投資額はおよそ9億8500万円で、再来年(2023年)5月の操業開始を予定しています。これに伴い、ライオンケミカルでは、3年間で正社員30人、非正規12人のあわせて42人を地元から採用する予定です。

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