【新型コロナ】県内で74人が感染 新たにクラスター2件

2021年09月04日 18時45分

福祉・医療

和歌山県はきょう(4日)、県内で幼児から80代までの男女74人が新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。

県内感染者の累計は亡くなった55人を含め4822人で、これまでに72人が退院したため、現在入院しているのは474人です。

きょう(4日)は、県内で新たに2件のクラスターが発生しています。

和歌山市の三菱電機株式会社冷熱システム製作所の製造の品質を管理する部署で新たに3人の従業員の感染がわかり、合わせて7人の感染が確認されたため、県内84例目のクラスターと認定されました。

また、和歌山大学のアメリカンフットボール部で新たに2人の部員の感染がわかり、合わせて5人の感染が確認されたため、県内85例目のクラスターと認定されました。

和歌山大学のアメリカンフットボール部では今月1日から活動を中止していますが、他大学の学生と接触した学生から感染したとみています。

保健所別の感染者数は、和歌山市が26人.田辺保健所管内が20人、岩出保健所管内が12人、御坊保健所管内が6人、橋本保健所管内が5人、海南と湯浅の保健所管内がそれぞれ2人、県外が1人となっています。

記者会見する野尻技監(2021年9月4日・県庁記者会見室で)

和歌山県福祉保健部の野尻孝子技監は、「関係者がいない新規の感染者が19人いるため今後も60人前後の同じような感染者数で推移すると見られるが介護施設などでクラスターが発生すると医療機関の負担が大きいので感染防止と早めの受診や検査を県民にお願いしたい」と話しています。

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