和歌山市でことし（２０２１年）１１月１４日に行われる予定だった第２０回「和歌山ジャズマラソン」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止されることになりました。

これは、きょう（２日）実行委員会が発表したものです。

沿道で流れるジャズの生演奏を聴きながら、日本遺産の景勝地・和歌の浦をランナーが走る和歌山ジャズマラソンは、旧｢和歌浦ベイマラソンｗｉｔｈジャズ｣時代を含めて、ことし（２０２１年）で２０回目の節目を迎える秋恒例のスポーツイベントです。

実行委員会では、１１月１４日への開催に向けて、大会ボランティアや医療関係者の確保を含め準備を進めていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からず、十分な準備が困難になったとして、ことしは中止することを決めました。

実行委員会によりますと、ことし７月から参加者を募集し、全国から４６８３人がエントリーしていますが、中止が決まったことで、来月（１０月）上旬をめどに、参加費の返金手続きを始めることにしています。

実行委員会では「ランナーや関係者には大変申し訳無いが、理解して欲しい。一日も早く新型コロナウイルスが終息し、来年（２０２２年）和歌山の地でお会いできることを祈念している」と話しています。