【新型コロナ】和歌山県・新型コロナ対策など175億4100万円の増額補正予算案

2021年09月01日 17時11分

政治災害・防災福祉・医療経済

和歌山県は、新型コロナウイルスの影響を受けた県内企業の支援金など、一般会計で総額およそ175億4100万円を増額する補正予算案を、きょう(9月1日)発表しました。今月(9月)8日に開会する9月定例県議会に提案します。

歳入は、国庫支出金が125億4300万円あまりを占めるほか、県債を43億5800万円発行して対応しています。

主な内訳は、新型コロナウイルス関連では、県内の飲食・宿泊・サービス業者で、ことし(2021年)7月から9月までのいずれかの月の売上げが、去年(2020年)またはおととし(2019年)の同じ月と比べて30%以上減少したところに、従業員の規模に応じて15万円から60万円の支援金を給付する事業に20億2147万円を計上しています。

また、新型コロナの影響で収入が減少した世帯に貸し付ける緊急小口資金の原資として42億8265万円あまりを計上しています。

コロナ関連以外では、道路や橋、トンネルなどの老朽化対策に111億円あまり、ことし5月から8月の大雨などでがけ崩れが発生した県内9か所の対策工事に8190万円をそれぞれ計上しています。

県は、これらの補正予算案を今月8日に開会する9月定例県議会に提案します。

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