白浜町にあるヘリコプターの販売やレンタルを行うユーロテックジャパンは新型コロナウイルスの影響などから経営に行き詰まり、きょう（３１日）大阪地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。負債額は７２億円とみられ、近畿地方では今年に入って最大の負債額です。これは民間の信用調査機関帝国データバンクと、東京商工リサーチの和歌山支店の調べで分かりました。

この企業は新型コロナ感染症の拡大で技術者の海外渡航が困難になったほか、大口のヘリコプターの販売受注が困難な状況で、資金需要に行き詰ったことが一因になっているとみています。