【新型コロナ】県立学校・9月1日から当面、分散登校とオンライン授業
2021年08月31日 18時11分
多くの市町村で新学期をあす(9月1日)に控えたきょう(31日)和歌山県は、特別支援学校を除く県立学校で、新型コロナウイルス対策として、あすから当面の間、分散登校とオンライン授業を行う事を決めました。
県では、新型コロナウイルスの感染第5波で、県内でも若者の感染が拡大している事を重く見て、県立学校の夏休みをきょうまで延長して、2学期をあす・9月1日から始める事を決定し、市町村の教育委員会にも、小・中学校の始業時期をできる限り延期するよう通知しました。
そして、あす以降、当面の間、特別支援学校をのぞく県立学校は、生徒を午前と午後に分散して登校させることや、生徒を登校させずオンライン授業を行うことを決めました。これに伴い、部活動はガイドラインに沿って行い、県の内外を問わず練習試合や合同練習を禁止します。
このほか、県内の学童保育や、県外の学習塾などでクラスターが発生した事例を受け、習い事などを含めた学校外施設でも学校と同じような感染予防対策を徹底し、児童や生徒にマスクの着用や消毒を指導するよう求めます。
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「学童保育や塾、習い事などでも感染拡大が考えられるので、学校と同じように対策をしてもらうことで、子どもや家族の感染を防ぎたい」と話しています。