和歌山県はきょう（２８日）県内で乳児から９０代までの男女７１人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
また県内の感染者で１００才代の死亡が確認されました。

県内の感染者の累計は、亡くなった５３人を含めて４４１９人です。

死亡した和歌山市の１００才代の感染者は、クラスターが確認されている和歌山市の古梅記念病院に入院していて、死因は他疾患と新型コロナの併発とみています。

保健所管内別の感染者数は、和歌山市が最も多く３３人、田辺と岩出がそれぞれ１０人、湯浅が７人、橋本が４人、海南と新宮が２人、県外が３人です。

きょうは和歌山市の大鉄工業和歌山支店、和歌山営業所関連で６人が感染し、８１例目のクラスターが発生しました。

またクラスターが発生している紀の川市の美容室で初めて利用客１人の感染が判明し、有田川町の学童保育でも指導員１人の感染が確認されました。

きょう（２８日）退院した人は７４人で、現在入院しているのは、５３９人です。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「感染者数が数字上減ってきたように見えるが、感染は収まってきたとは思っていない」と引き続き県民に感染防止などを徹底するよう呼びかけています。