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【新型コロナ】女子生徒に誤接種、和市の医療機関で

2021年08月26日 19時23分

社会福祉・医療

和歌山市はきょう(8/26)、市内の医療機関で、子宮頸がんワクチンを接種しに来た10代の女子生徒に、新型コロナウイルスのワクチンを、誤って接種するミスがあったと発表しました。

女子生徒は、もともとコロナワクチンの接種も希望していたということですが、市は、あらためて医療機関に通知し、再発防止を呼びかけています。

和歌山市によりますと、ミスがあったのは、おととい24日で、接種を担当した医師が、子宮頸がん予防のワクチンを接種するため市内の医療機関を訪れた女子生徒を、コロナワクチンの希望者だと思い込み、机の上に置いていたコロナワクチンを接種しました。

この医療機関では、この日、子宮頸がんワクチンの接種を希望する女子生徒のあとに、新型コロナウイルスのワクチン接種を行うことになっていたため、机の上には、2つのワクチンが並べて置いてありました。

接種した医師は、女子生徒の問診票などを見ていましたが、コロナワクチンの接種希望者だと思い込んでいたため、間違いに気づかず、その場にいた看護師が、接種した直後に打ち間違いに気づいたということです。

この女子生徒は、コロナワクチンの接種対象である12歳以上で、もともと希望していたということで、今後、2回目のワクチン接種を受けることになっています。

一方、この女子生徒のあと、コロナワクチンを接種する予定だった人は、別の日にあらためて接種することになったということです。

和歌山市は、接種場所に対象外のワクチンを置かないことや、接種する日時を分けるなどの再発防災策をとるよう医療機関に対して通知し、協力を求めました。

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