【新型コロナ】モデルナ製ワクチン異物混入・和歌山県内でも
2021年08月26日 19時25分
厚生労働省が、きょう(26日)新型コロナウイルスのモデルナ製ワクチンに異物が混入していたとの発表を受け、和歌山県内でも県庁や岩出市など4か所の職域接種で異物混入の疑いのあるモデルナ製ワクチンが使用されていたことがわかりました。
県によりますと、これまでに健康被害などは報告されていないということですが、対象となるワクチンを使用しないよう呼びかけています。
県・健康推進課などによりますと、県内に提供されたモデルナ製ワクチンのうち、異物が混入された疑いのあるものはロット番号が「3004734」のもので、このワクチンを職域接種に用いたところは、和歌山県庁と岩出市、日本製鉄(にっぽんせいてつ)、それに白浜温泉旅館協同組合の4か所で、あわせて5710回分が使用されたということです。
このうち、岩出市ではすべて接種を終えています。のこる3か所では、別のロット番号のワクチン接種に切り替える措置を講じています。
県によりますと、これまでに健康被害の報告はありませんが、県では、対象となるロット番号のワクチンを使用しないよう呼びかけています。