タカショー・第2四半期増収増益・通期予想も上方修正

2021年08月25日 16時46分

経済

ガーデニング大手で海南市(かいなんし)に本社のあるタカショーは、きょう(25日)第2四半期の業績を発表し、商業施設や住宅、ホームセンター向けのエクステリア需要が国内・海外ともに好調で、増収増益となりました。これに伴い、通期の業績予想も上方修正しました。

きょう発表された、2022年1月期第2四半期の業績は、売上高が112億7千万円と、前期と比べて116・1%伸びました。営業利益は11億6300万円、経常利益は12億2700万円、当期純利益は8億6500万円と、いずれも前期を上回り、増収増益となりました。

これに伴い、通期の業績予想についても、売上高を当初の196億8千万円から203億5千万円に、営業利益を119億5千万円から150億円に、経常利益を119億円から145億2千万円に、当期純利益を9億円から11億円にそれぞれ上方修正したほか、1株あたりの配当金も20円から23円にアップしました。

タカショーでは「新型コロナ禍以降、国内・海外とも同業他社に先駆けて操業を再開出来たことや、eコマースでの販売も効を奏した」とみています。

今後については「エクステリア業界初となる、バーチャル空間で庭のプランを見積もり出来る『メタバガーデン』アプリの本格稼働や、価格帯やスタイルごとにパーツを組合せ可能な庭のパッケージプランの提案などで、市場の開拓をさらに進めたい」と話しています。

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