オークワと和歌山県社協が米の提供で協定締結

2021年08月23日 17時01分

社会福祉・医療経済

和歌山市のスーパーマーケット大手・オークワは、社会福祉施設や子ども食堂などにお米を提供する地域福祉活動を行うことになり、きょう(23日)和歌山県社会福祉協議会と協定を締結しました。

協定締結後の記念撮影(8月23日・和歌山市手平・和歌山ビッグ愛)

これは、食品ロスの削減や地域福祉を推進しようという、オークワの社会貢献活動の一環として行われるものです。

オークワは、販売期限を迎えたりパッケージが破れたりして、正規の価格で販売出来なくなったお米を提供し、県内の社会福祉協議会を通じて、社会福祉施設や子ども食堂などに配分します。

きょう午後、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛でオークワの田宮幸夫(たみや・ゆきお)人事総務本部長と県・社会福祉協議会の中西淳(なかにし・じゅん)常務理事が、協定書を交わしました。

オークワの田宮人事総務本部長

オークワの田宮人事総務本部長は「この支援が子どもの健やかな成長と、福祉施設やひとり親世帯など支援を必要とする人たちに届くことで、みんなが支え合う社会づくりに繋がることを期待したい」とあいさつしました。

和歌山県社協の中西常務理事

県社協の中西常務理事は「協定を機に、生活に困っている人への個別支援とお米の寄贈を呼び水として、地域の福祉関係者がより繋がりを深め、互いに支え合う絆を深めたい」とお礼を述べました。

初回となる今回は、精米と玄米あわせて23袋、126キログラムがオークワから和歌山市社会福祉協議会に寄贈されました。

今月(8月)から10月にかけては試行期間として、和歌山市内のオークワ12店舗から毎月21日に米が和歌山市の社協に贈られて市内の社会福祉施設などにお米が配分され、11月以降は、県内全域にエリアを拡大する予定です。

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