和歌山市など、平年の4倍超す雨量の8月

2021年08月22日 16時25分

災害・防災経済

雨の日が多く、すっきりしない天気が続く和歌山県では、ここまでの今月(8月)の雨量は、和歌山市や湯浅町で、すでに平年の月間雨量の4倍を超えています。

アメダスの観測で、今月1日からきのう(21日)までの総雨量は、和歌山市で473ミリで、平年の8月の月間雨量の4・6倍となっています。友ヶ島と湯浅も4倍を超え、清水、葛城山、川辺で3倍を超えています。

雨量ベースでは、護摩壇山が1013・5ミリで最も多く、龍神で926・5ミリ、清水で780ミリなどとなり、和歌山市とともに、護摩壇山や清水でも、8月の月間雨量の最大値を更新しました。

雨量の多さとともに、日照時間が少なくなっていて、農作物などへの影響が懸念されます。

ところで、和歌山地方気象台によりますと、和歌山県では、あす(23日)も昼前まで断続的に雨で雷を伴うところもあるという雨予報ですが、あさって(24日)からは晴れ間も出て、今週後半には夏の日差しと、暑さが戻ってきそうです。

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