陸奥宗光像建立50周年記念講演会

2021年08月21日 18時54分

歴史・文化

陸奥宗光像が和歌山市の岡公園に建立されて、50周年になるのを記念した講演会がきょう(21日)午後和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれました。

これは、「陸奥宗光 外務大臣」の功績を教育に生かす実行委員会が開いたものです。

講演会には、仁坂吉伸知事も駆けつけ、「不平等条約改正に力を尽くした陸奥外務大臣は、日本の近代外交を開いた和歌山県が誇る最高の人物だ。外務省にも陸奥の銅像が唯一建立されるなど、郷土の誇りだ」と語りました。

特別基調講演に立った宇土隆史(うと・たかし)外務副大臣は、「陸奥は、不平等条約の是正に力を尽くしたが、同時に日清戦争も遂行しており力を伴わない外交では成果があがらない」などと述べました。

また、基調講演に立った外務省外交史料館の富塚一彦(とみづか・かずひこ)外交文書編纂室長は陸奥外務大臣直筆の外交文書を示しながら、当時の世界情勢を説明し陸奥の活躍と歴史的な功績を説明しました。

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