小中高校生の夏休み期間にあわせて、改めて「男女共同参画社会」について関心をもってもらおうと、令和２年度「男女でつくる元気な和歌山」ポスターコンクールの入賞作品が、きょう（２１日）から和歌山県立図書館で展示されています。

県では、性別にかかわらず誰もがいきいきと暮らせる「男女共同参画社会」について、子どもたちに理解と関心を深めてもらおうと毎年ポスターコンクールを開いています。

昨年度（２０２０年度）は、県内の小中高校生から２８７点の応募があり、４部門からそれぞれ最優秀作品が選ばれました。

入賞作品は、毎年６月の男女共同参画週間にあわせて展示されていますが、今回は夏休み展示ということで、きょうから和歌山市の和歌山県立図書館で昨年度の入賞作品あわせて１６点が展示されています。

会場には、発言力が性別によって左右されなくなるようにという思いから生まれた、「叫べ自由　脱せよ理不尽」という文字にメガホンを手にした女性が描かれた作品や、「距離は離して心は近づけよう」という文字に、マスクを着用した男女が描かれた作品など、力作が並んでいます。

このポスター展示は、今月（８月）２７日まで和歌山県立図書館のエントランスホールで展示され、自由に見ることができるほか、和歌山県のホームページでも作品を見ることができます。

また、県では今年度もポスターコンクールを実施予定で、来月（９月）１５日まで作品を受け付けています。

詳しくは男女共同参画センター「りぃぶる」のホームページを確認して下さい。