大雨による県内被害状況
2021年08月18日 18時23分
和歌山県などはきょう(18日)午後5時現在の大雨の被害状況をまとめました。
それによりますとこれまでの情報に加え和歌山市では、和歌山市鳴神地区の23世帯37人に対し土砂崩れの恐れがあるため避難勧告を発表しました。
和歌山市ではこれまでに発表されている市内10地区の一部地域について警戒レベル3にあたる高齢者等の避難を発表していています。
県内で今月11日の降り始めからきょう(18日)午後4時までの降水量は田辺市の護摩壇山で712ミリ、田辺市龍神で629ミリなどとなっています。大雨により地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高くなっているところがあるため警戒を呼び掛けています。
このほか和歌山市ではきょう(18日)午前6時までの6時間に、53ミリの雨が降り8月としては観測史上最大の雨量を記録しました。