大雨の影響、和歌山市を中心に被害発生

2021年08月18日 14時45分

災害・防災社会

今月11日から降り続いている大雨の影響で、和歌山県内では、きのう(8/17)からきょう(8/18)にかけて、和歌山市を中心に土砂崩れや道路の冠水などが発生しました。

紀の川のり面の復旧工事現場

和歌山市災害警戒本部によりますと、きのう、和歌山市友田町で90歳の女性が歩いていて風にあおられ転倒し、腰を打って救急搬送されています。

このほか、大雨の影響で、紀の川右岸を走る堤防ののり面が崩れて現在も復旧作業が行われているほか、住宅街や道路沿いのあわせて8ヶ所で土砂崩れや地滑りが発生しましたが、これまでに建物の被害やけが人の報告は入っていないということです。

このうち、和歌山市営鳴神団地の南側で発生したがけ崩れのため、団地の一部にあたる23世帯37人に対し、和歌山市は、午後2時10分に避難指示を出しました。

このほか、道路の冠水は、和歌山市田中町の立体交差など、市内5カ所で発生しましたが、これまでにすべて通行できるようになっています。

和歌山県危機管理局は、県内全体の被害状況について情報収集を行っていて、きょう夕方に まとめて発表することにしています。

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