和歌山・フロリダ交流で保育園児にコンサート

2021年08月17日 15時32分

イベント

和歌山県とアメリカ・フロリダ州の友好提携25周年を記念して、きょう(17日)和歌山市の保育園で、フロリダで行われた弦楽コンサートの動画の上映会が開かれました。

演奏の動画を鑑賞する子ども達(8月17日・和歌山市毛見・みちる保育園)

これは、去年(2020年)11月に、県とフロリダ州の友好提携25周年を迎えたことを記念して、篤志家(とくしか)らで構成する和歌山市の和歌山フロリダ会と、フロリダ州のフロリダ和歌山文化協会が連携して初めて企画した催しです。

きょう午前、和歌山市毛見(けみ)の「みちる保育園」で開かれた上映会では、5歳から6歳児の年長組の園児らが参加し、フロリダ州・オーランドを拠点に演奏している「オーランドハーモニックオーケストラ」のメンバーが現地の子ども向けに開いた弦楽コンサートの動画が披露されました。

「三匹の子豚」のもよう

動画では、童話「三匹の子豚」をテーマにした弦楽二重奏にあわせて語り手が英語でストーリーを紹介し、子ども達は演奏に耳を澄ませながら、食い入るようにスクリーンに見入っていました。

クレヨンで演奏会の感想を描く子ども達

このあと、子どもたちは動画を見た感想をクレヨンで画用紙一杯に書き込み「子豚やレンガのおうちを描きました。英語は判らないけど、アメリカに行ってみたい」と話していました。

和歌山フロリダ会の田原サヨ子会長

和歌山フロリダ会の会長で、学校法人田原(たはら)学園の田原サヨ子理事長は「子どもたちの感性の鋭さに驚かされます。これを機に、和歌山とフロリダの友好関係を更に発展させたい」と話していました。

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