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【新型コロナ】あらたに51人確認・1日あたり過去2番目の多さ

2021年08月15日 18時39分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(15日)、新たに県内で乳児から70代までの男女あわせて51人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。1日あたりでは過去2番目に多くなり、40人を超えるのは3日連続、感染者数は3475人となりました。50人を超えたのは過去最多となった4月20日の55人以来で、117日ぶりです。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(8月15日・和歌山県庁)

保健所管内別では、和歌山市が17人、新宮が8人、御坊が7人、岩出が4人、橋本・湯浅・田辺が2人ずつ、海南が1人で、その他の8人は大阪府と東京都です。

きょう確認された感染者のうち、およそ4割の21人が、感染拡大地域からの帰省が由来の感染とみられます。

また、きょうあらたに8人がデルタ株の感染とわかり、県内でのデルタ株感染者の累計はこれで251人となりました。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「デルタ株の感染が全体の70%にまで達している。第5波では10代や10歳未満を含む若者の感染が目立ち、あっという間に家族へも感染を拡げてしまう。帰省者からの感染も依然として多く、帰省を考えているひとには、やめてほしいというのが本心だ」と述べ、感染予防の徹底などを呼びかけました。

一方、きょうまでに24人が退院したため、現在入院している人は263人で、県内のコロナ用病床500床の病床使用率は52・6%です。酸素投与が必要な重症者は15人で、2人がICUで治療を受けていて、このうち1人が人工呼吸器を装着しています。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が26・2人となっていて、保健所管内別では御坊が44・9人、海南が40・2人、湯浅が22・9人、和歌山市が22・8人などとなっています。

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