【新型コロナ】県内で33人が感染

2021年08月03日 18時47分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(3日)県内で未就学児から80代までの男女33人が新たに、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。県内の感染者は亡くなった49人を含めて3077人です。またきょう新たにクラスターの発生が確認され県内のクラスターの感染は65件目です。

県によりますと新しくクラスターが発生したのは和歌山市鳴神の株式会社山成工業で、工事現場に向かう従業員5人の感染が確認されています。県は一緒に仕事をしている企業関係者の検査も進めています。

保健所別の内訳は和歌山市が13人、新宮保健所7人、岩出保健所管内が4人、橋本と湯浅保健所の管内でそれぞれ3人、田辺保健所管内が1人大阪などの県外が2人となっています。33人以外に1人が大阪で検査したため県外での計上です。

感染者のうち同居家族や関係者でない新たな感染者が14人です。新たな感染者のうち和歌山市の80代の女性は重症です。ショートステイの利用し、自宅との往復があったことから保健所は双方で感染を調べています。この女性はワクチンの接種はしていません。

きょう(3日)は新たに新宮市でクラスターが発生した飲食店クラスAの利用者で1人の感染が判明しこの店の感染者は26人で、県内の飲食店でのクラスターでは過去最高の規模です。

また、県内で新規感染者が30人以上6日間続いたのは、今年4月13日から18日以来107日ぶりです。またきょう(3日)退院したのは19人で、入院している人は249人と240人を超えるのは今年5月9日以来86日ぶりです。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「県外との往来や県外の人との会議や飲食での感染が目立っているため県外との往来の自粛や、大勢での飲食など感染拡大が懸念される行動は控えてほしい」と県民に注意を促しています。

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