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電気使用安全月間で街宣活動 コロナでビラ配布なし

2021年08月03日 12時36分

イベント社会経済

電気の安全な利用や事故の防止を呼びかける8月の「電気使用安全月間」にあわせた街頭宣言活動が、きょう(8/3)午前、行われ、街宣車が和歌山市内を巡りました。

出発していく街宣車(2021年8月3日・和歌山市岡山丁 関電和歌山支社駐車場)

これは、和歌山県内の電気工事業者でつくる県電気工事工業組合が、関西電力やきんでんなどの協力を得て電気の使用量が多く感電事故が起こりやすい8月に経済産業省が実施している「電気使用安全月間」の啓発運動にあわせて、毎年、行っているものです。

今年は、去年に続いて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、駅前で啓発用のリーフレットを配るなどの街頭啓発を中止し、街宣車による広報活動だけを行うことになり、きょう午前9時半すぎから和歌山市岡山丁の関西電力和歌山支社の駐車場で出発式が行われました。

出発式には、組合のほか、関西電力送電や関西電気保安協会からおよそ30人が参加し、駐車場から出発していく2台の街宣車を見送りました。

県電気工事工業組合和歌山支部の泉造る(いずみ・つくる)支部長は「コロナ渦もすごく危険ですが、電気の漏電や火災の事故も大変です。おととい、エンジンをかけ、クーラーをかけたままにしていた車が炎上した事故がありましたが、そうしたことで電気系統に負荷がかかって発生する火災は、家の中でも起こり得るので、クーラーをよく使うこの時期、電気の使い過ぎによる火災事故に十分、注意してほしい」と呼びかけました。

出発式の後、県電気工事工業組合の会員は、研修会にのぞみ、電気工事にあたっての熱中症対策などについて、講義を受けていました。

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