太洋工業・売上・損益ともにプラスに
2021年07月30日 19時49分
和歌山市の電子基板製造業・太洋工業株式会社は、去年(2020年)12月からことし(2021年)6月までの2021年12月期・第2四半期の決算を発表し、売上高は18億8千万円あまりと、前年の同じ時期より3・1%増加したほか、いずれも赤字だった営業損益と経常損益も、今四半期は黒字に回復しました。なお、通期の連結業績予想と配当の予想は据え置きとしています。
太洋工業では「新型コロナウイルスの影響が依然として厳しい状況にあるなか、感染拡大防止対策やワクチン接種の進展、それに海外経済の改善などがあいまって、設備投資や生産活動に持ち直しの動きが続いた。鏡面研磨事業は売上高減少の影響はあったものの、電子基板事業やテストシステム事業、産業用機械システム事業は、設備投資の増加に伴い、堅調に推移した」と分析しています。