【新型コロナ】仁坂知事「オリンピック・パラリンピックは自宅で応援を」
2021年07月28日 19時02分
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、県内をはじめ、東京都や大阪府などで新型コロナウイルスの感染が再び拡大している状況を受け、県民にあらためて、大阪府や東京都などで会食をしないよう呼びかけるとともに、開催中の東京オリンピックやパラリンピックについても、家族など普段から会う人と自宅で応援するよう求めました。
来月(8月)22日まで緊急事態宣言が出されている東京都では、きのう(27日)過去最多となる1日あたり2848人の新型コロナウイルス感染が確認されたほか、まん延防止等重点措置が出されている大阪府でも、きのう、あらたに741人の感染が確認されました。さらに和歌山県内でも、今月(7月)に入って、連日、新規感染が確認されています。
仁坂知事は、けさ(28日)の定例記者会見で「大阪府への通勤や出張で感染するケースが目立ち、東京都などへの出張でも感染リスクが高まっている」と指摘した上で、県民にあらためて、大阪府や東京都などで会食をしないよう求めました。
また仁坂知事は、開催中の東京オリンピックや、そのあと開かれるパラリンピックについても、飲食店などに集まって大人数で飲食しながらのテレビ観戦の感染リスクを指摘し、自宅で家族や普段から会う人などと少人数で応援するよう呼びかけました。
さらに、お盆や夏休みで県外からの帰省を考えている出身者に対して、仁坂知事は「いま住んでいる地域の感染状況を見極めた上で、帰省しても羽目を外さず、慎重な行動をしてもらいたい」と呼びかけました。