【新型コロナ】県内16人感染 県外への外出控えて
2021年07月27日 19時29分
和歌山県はきょう(7/27)、県内で新たに10代から80代までの男女16人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県外との往来が原因とみられるケースが多く、県は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の出されている地域への外出を控えるようあらためて呼びかけています。
県健康推進課によりますと、新たに感染が判明した16人のうち、岩出保健所管内に住む20代の男性と和歌山市在住の20代の女性は、いずれも大阪市の専門学校に通っていたほか、和歌山市の10代の女性は、大阪府内の高校に通っていました。
また、兵庫県在住で兵庫県内の会社に勤務する40代の男性会社員は、和歌山県内の出張先で体調を崩して感染が判明しました。
また、橋本保健所管内の80代の男性医師と、岩出保健所管内に住む50代の介護職の女性の感染も判明し、県が接触者のPCR検査を進めています。
県は、緊急事態宣言が出されている東京都や沖縄県、まん延防止等重点措置が出されている大阪府と埼玉、千葉、神奈川の3県への不要不急の外出を控えるとともに、やむを得ず外出する場合でも会食や接待を伴った飲食を控えるよう呼びかけています。
新たに感染が判明した16人は、1人が無症状、残りの15人も症状は安定しているということです。
保健所別では、和歌山市が8人、海南と岩出が2人ずつ、橋本と湯浅、新宮が1人ずつ、そして兵庫県が1人となっています。
県内の累計感染者数は、死亡した49人を含めて2769人となりました。
きょう現在の県内の入院患者は78人で、酸素投与が必要な重症患者は2人となっています。
また、新たに22人が変異ウイルスに感染していたことがわかり、県内で確認された変異ウイルスの累計感染者数は954人となりました。