毒物入りカレー事件23年、被害家族が献花

2021年07月25日 13時49分

事件・事故

1998年に和歌山市で4人が死亡し、63人が中毒になった「毒物入りカレー事件」は、きょう(25日)で23年になり、被害者の家族が現場で花を供えました。

この事件は、1998年7月25日、和歌山市園部(そのべ)の夏祭りの会場で、カレー鍋に毒物のヒ素が入れられ、カレーを食べた4人が死亡し、63人が急性ヒ素中毒になったものです。

この事件では、2009年に、林真須美(はやし・ますみ)死刑囚60歳の死刑が確定しましたが、被告・弁護側は、裁判所に、新たに再審請求を申し立てています。

きょうは、高校2年だった長女が、この事件で健康被害に遭った杉谷安生(すぎたに・やすき)さん74歳が、会場の跡地を訪れ、キクやユリの花をの供えて、手を合わせました。

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