和歌山県は、きょう（２４日）あらたに、県内で１０代から６０代までの男女あわせて１０人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。県内の累計の感染者数は、死亡した４９人を含めて２７９５人となりました。

保健所別では、和歌山市が６人、橋本が２人、湯浅と田辺がそれぞれ１人となっています。

県によりますと、きょう感染が確認された１０人のうち、５人はすでに感染が確認された人の家族や友人です。

またきょうは、ワクチンをすでに２回接種した橋本保健所管内の６０代の男性と、和歌山市在住の４０代の会社員の女性の２人に陽性反応が出たことが明らかになり、県内で２回目の接種を済ませた人の感染は、３人となりました。県では「２人とも、２回目の接種から３週間以内で抗体が十分に出来ていないのではないか」と話しています。

また、きょうは６人が退院し、現在入院している人は６５人です。

一方、これまでの感染者のうち、あらたに１４人が変異ウイルスへの感染だったことがわかり、県内の変異ウイルス感染者の累計は９１４人となりました。