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塩漬け梅、天日干し本格化、田辺市など

2021年07月23日 16時44分

社会経済

「南高梅(なんこううめ)」の一大産地の和歌山県南部では、今年収穫され、塩漬けにされていた梅の天日(てんぴ)干し作業が本格化し、梅をたくさん載せた板が農家の庭先にずらりと並べられ、夏の風景を彩っています。

田辺市の農家、小芝鉄也(こしば・てつや)さん54歳は、梅雨明けを待って、天日干しを始め、まんべんなく日が当たるよう梅を時折ひっくり返す作業を続けています。梅の黄色っぽい実は、3~4日ほどすると、赤みがかり、表面に塩が噴き出して仕上がり、これを地元のJAに出荷し、主に梅干しとなります。

今年の梅は、平年より小粒ですが、収穫量はやや多いということです。

新型コロナウイルスの影響が続いていますが、小芝さんは「ウメは免疫機能を高めるとされます。もっと食べてほしいです」と期待を込めて話していました。

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