仁坂知事、井戸知事に労い
2021年07月22日 19時31分
関西広域連合長を務める和歌山県の仁坂吉伸知事は、勇退する兵庫県の井戸敏三知事について、「広域連合の立ち上げに尽力され、調整に苦労された」と労いの言葉を寄せ、謝意を述べました。
これは、きのう(21日)行われた定例記者会見で、仁坂知事が記者の質問に対し述べたものです。
仁坂知事は、「ワールドマスターズゲーム2021関西や大阪万博の誘致ができたのも、井戸さんが各方面で調整したり、折衝した功績が大きい」と評価しました。また、「井戸知事が推した知事候補は敗れたが、世論調査で井戸県政に理解を示した人は半数以上に上っている」とも述べました。
その上で仁坂知事は、「近畿では、兵庫県は大阪府に次ぐ人口規模のある県なので、新しく就任する斎藤元彦知事とも、よく意見を聞き、話し合いながら広域連合を進めたい」との考えを示しました。