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【高校野球】大会13日目 高野山、和歌山東がベスト4進出

2021年07月22日 19時32分

スポーツ

和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている第103回全国高校野球選手権和歌山大会13日目の今日は、準々決勝2試合が行われています。

第1試合の日高対高野山戦は序盤に逆転した高野山が日高の後半の追い上げを振り切り、6対4で日高に勝って14年ぶり6回目のベスト4進出を決めました。先制したのは日高で、1回裏3番中野(なかの)のライトオーバー3塁打などであっさり2点を奪いました。高野山は3回表3番玉村(たまむら)と6番川野(かわの)がそれぞれレフト線への2点2塁打を放つなど打者一巡の一挙6点を挙げて試合をひっくり返しました。日高は7回2年生木村(きむら)の2塁打で1点を返し、9回にも相手エラーで2点差に詰め寄り、なおも二死満塁と攻め立てましたが、高野山のエース天野(あまの)が気迫のピッチングで最後のバッターを外野フライに打ち取って、6対4で高野山が日高を振り切り、ベスト4に初名乗りをあげました。

続く第2試合の和歌山東と粉河の一戦は、和歌山東が粉河の粘りを突き放して3対1でくだし、4年ぶり4回目のベスト4に進み、シード校の貫録をみせました。和歌山東は1回裏4番上代(じょうだい)のレフトオーバーの2塁打で1点、2回には1番佐々木(ささき)のセンターへの犠牲フライで1点を挙げ、2対0と試合を有利に進めました。これに対し粉河は6回表3番のキャプテン橋本(はしもと)のライト前ヒットで1点差に追い上げましたが、和歌山東はその裏粉河のエース木村から決定的な1点をもぎとって突き放し、粘る粉河を3対1でくだして、シード校の貫録を示しました。

あす(23日)は、智弁学園和歌山対初芝橋本戦、耐久対市立和歌山戦の準々決勝の残り2試合が行われます。

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