「紀の国わかやま文化祭」100日前 駅前で街頭PR
2021年07月21日 18時51分
ことし(2021年)10月30日から和歌山県内各地を会場にして開かれる「紀の国わかやま文化祭2021」があす(7/22)で開催100日前となるのを前に、広報キャラバン隊のメンバーらがきょう、和歌山市のJR和歌山駅前でPRグッズを配り、駅構内にポスターを貼って間近に迫った大会の開催をアピールしました。
広報キャラバン隊は、去年8月に結成され、街頭でのPRのほか、県内の小中学校などを回って琴の演奏や演劇など文化活動の出前体験を行ってきました。
きょう午前8時からJR和歌山駅西口広場で行われた街頭PRでは、広報キャラバン隊の隊長を務める兄弟お笑いコンビ「すみたに」の2人らキャラバン隊のメンバーや、文化祭のスペシャルインフルエンサーを務めるモデルの本谷紗己(ほんたに・さき)さん、それに和歌山県のマスコットキャラクター・きいちゃんも参加して、文化祭のパンフレットやきいちゃんのうちわやティッシュの入った啓発グッズを通行人に配りPRしました。
また、県内の企業や店舗などに2021枚のポスターを貼って文化祭を盛り上げようと取り組んできた「ポスター2021プロジェクト」の締めくくりとして、「すみたに」の2人と本谷さんが、JR和歌山駅構内に、2021枚目となる最後のポスターを貼りました。
「紀の国わかやま文化祭2021」の開催100日前を迎え、「すみたに」の2人と本谷さんは、「一つでもいいので、国民文化祭の催しに参加して文化に触れていただきたい」「皆さん、しっかり準備されているので、文化祭での発表を是非、見ていただきたい」「コロナ禍でイベントが少ないので、県民の皆さんも、ご家庭や友達同士などで文化祭の話をして、私たちと一緒にPRしていただきたい」と話していました。
また、県紀の国わかやま文化祭推進局総務企画課の林伸幸(はやし・のぶゆき)課長は、「いよいよ100日前になりましたが、やはり観ていただくと盛り上がるので、県民の皆さんには、期間中に繰り広げられる160を超える事業のうち、興味のある会場に参加して文化に触れていただきたい」と話しています。
「紀の国わかやま文化祭2021」は、「第36回国民文化祭わかやま2021」と「第21回全国障害者芸術文化祭わかやま大会」の総称で、10月30日から11月21日まで和歌山市や田辺市、新宮市など県内各地で文化イベントが開かれます。
開会式は、10月30日の午後3時から和歌山市の和歌山ビッグホエールで開かれる予定で、御坊市出身の女優、富司純子(ふじ・じゅんこ)さんを母に持つ歌舞伎俳優の尾上菊之助(おのえ・きくのすけ)さんが和歌山ゆかりの歌舞伎演目を披露するほか、和歌山市出身のヴァイオリニスト、澤和樹(さわ・かずき)さんや、上富田町出身の歌手、坂本冬美(さかもと・ふゆみ)さんらが演奏や歌を披露します。募集人数は500人程度です。
また、閉会式は11月21日の午後2時から県民文化会館で行われる予定で、募集人数は450人です。
県は、ハガキとウェブサイトで観覧希望者を募集していて、締め切りはいずれも9月10日です。