【新型コロナ】仁坂知事、県で「第5波入口に入ったと認識、県民に注意を呼びかけ

2021年07月21日 11時07分

社会福祉・医療

和歌山県の仁坂吉伸知事は、東京など首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることに触れ、「県内でも新型コロナウイルス感染症の第5波の入り口に入った」との認識を述べ、県民に改めて感染拡大地域への不要不急の外出を避けるなどの注意を呼びかけました。

これは定例の記者会見で述べたもので、感染拡大地域での感染防止対策の遅れを指摘するとともに改めて県民に感染拡大地域への不要不急の外出や県内への帰省についても大勢で酒を伴う会食を控えるなど一定のルールを守った行動を呼びかけました。

また仁坂知事は、「感染を恐れて症状があるのに長期間放置すると検査範囲が拡大したり重症化しやすく多くの人に迷惑がかかる」として体調に違和感を感じたら医療機関を速やかに受診することや、通勤通学を控えるなど慎重な対応を呼びかけ理解を求めました。

あわせて、仁坂知事は県全体で人口10万人当たりの感染者数が、今月18日には、3・9人と1週間で2倍になって、紀北地方を中心に毎日感染者が確認されていることから、

今月(7月)23日から始まる東京オリンピックの感染についても「酒場で大勢の人で酒を飲みながら歓声を上げて応援することは控えてほしい」と感染防止の観点から県民や県内の飲食店に協力を呼び掛けています。

一方で県内での観光については「観光で大きな感染が拡大しているとは言えない」として現在実施している「わかやまリフレッシュプラン」の利用を見合わせることは考えていないことを明らかにしています。

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