新型コロナで延期の和歌祭が11月7日に開催へ

2021年07月19日 19時18分

イベント歴史・文化

新型コロナウイルスの影響で延期となっていた、和歌山市の5月の恒例行事「和歌祭(わかまつり)」が、ことし(2021年)11月7日に開催されることになりました。これは、和歌祭実行委員会が公表したものです。

和歌祭は、毎年5月に和歌山市和歌浦(わかうら)の紀州東照宮で営まれる例大祭で、参道の石段を神輿(みこし)が勢いよく下る渡御(とぎょ)や、紀州徳川家の栄華を現代に甦らせる色鮮やかな時代行列が人気を集めています。

新型コロナウイルスの影響で去年(2020年)は中止となり、ことしは5月の開催予定が、同じく新型コロナで延期となっていましたが、来年(2022年)紀州東照宮の創建400年を迎えることや、この秋、国民文化祭が和歌山県で開かれることなどから、感染防止に細心の注意を払いつつ、歴史と伝統を全国に発信しようと、紀州東照宮と実行委員会が11月7日に和歌祭を開催することを決めたものです。

祭の前後にも関連するイベントが予定され、9月25日には宮崎県で開かれる「国文祭・芸文祭みやざき2020」でのPR、11月3日には、和歌浦漁港で開かれる「しらすまつり」への出演、そして11月21日には「きのくにわかやま文化祭2021」の閉会式出演などが行われます。

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