きょう（１５日）午前１１時前、和歌山市湊(みなと)の県道・紀ノ川大橋で、乗用車やミニバイクなど車両７台が次々と衝突し、ミニバイクを運転していた和歌山市の２２歳の女性が頭を強く打ち、死亡しました。この事故で、現場は３時間近くにわたって通行止めになりました。

和歌山西警察署の調べによりますと、事故は、きょう午前１０時５１分ごろ、和歌山市湊の県道和歌山阪南線・紀ノ川大橋北詰で発生し、大阪方面の北行きを走っていた乗用車同士の追突事故をきっかけに、後続の車を含む４台が次々に玉突き衝突したの続き、追突事故をおこした車が反対側の車線に飛び出してミニバイクに衝突し、後続の乗用車もミニバイクに衝突して、あわせて７台が関係する事故になりました。

このうち、ミニバイクに乗っていた和歌山市に住む２２歳のアルバイト店員の女性が頭を強く打ち、およそ１時間後に死亡が確認されました。また、乗用車を運転していた男女４人も軽いケガをして、病院で手当てを受けています。

現場は、元の国道２６号で普段から交通量が多く、和歌山西警察署が事故の原因を調べています。この事故の影響で、現場付近は午後２時前まで通行止めになり、周辺の道路では渋滞が発生しました。