【新型コロナ】仁坂知事「県外での行動や帰省は慎重に」
2021年07月14日 18時15分
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、県内でも新型コロナウイルスのインド由来の「デルタ株」の感染が確認されたことを受け、改めて、感染拡大地域への通勤・通学・出張に加え、お盆や夏休みの帰省についても慎重に行うよう、県民や県出身者に呼びかけました。
仁坂知事は、けさ(14日)開かれた定例記者会見で、近隣の大阪府や、緊急事態宣言が出ている東京都などからデルタ株が県内にも拡大することに懸念を表明したうえで「これまでは、仕事や出張のあと遅くまで飲食などをして感染するケースが多かったが、最近は、純粋に仕事だけをして帰ってきているのに感染するケースに変わってきた」と指摘し、県外への通勤・通学・出張をする県民に対し、改めて「現地での行動は慎重に。具合が悪くなったらコロナ感染を疑い、ただちにクリニックを受診して検査を受けて欲しい」と呼びかけました。
また仁坂知事は、お盆や夏休みでの帰省を予定している県外在住の出身者に対して「和歌山に戻ってきても羽目を外さず、なるべく実家などで静かに過ごしてもらいたい。いま住んでいる地域の感染状況も注視して、帰省するかどうかを判断して欲しい」と呼びかけました。