和歌山県緑化功労賞の表彰式

2021年07月13日 15時54分

社会

和歌山の森林や樹木の保護と育成に功績のあった個人や団体を表彰する、今年度(2021年度)の和歌山県緑化功労賞の表彰式が、きょう(13日)和歌山県庁で開かれました。

表彰状の授与(7月13日・和歌山県庁知事室)

これは、2011年に和歌山県で全国植樹祭が開かれたのを契機に「和歌山の森林及び樹木を守り育てる条例」が制定されたことを受け創設されたもので、今年度は、森林教育・研究部門で日高川町(ひだかがわちょう)の紀中森林組合が、地域活動部門で和歌山市の加太(かだ)観光協会が、社会貢献部門で和歌山市のわかやま市民生協が、それぞれ受賞しました。

紀中森林組合の中家代表理事組合長(中央)

紀中森林組合は、小中学生を対象にした森林体験学習を積極的に取り組み、過去7年間でのべ105校・3700人あまりの児童や生徒に森林学習や間伐体験などを行うとともに、県の「企業の森」事業のサポートも続けています。

加太観光協会の稲野会長(中央)

加太観光協会は、和歌山市森林公園のアジサイの育成に取り組み、和歌山市出身のボーカリスト・Hyde(ハイド)さんのアジサイ植樹もサポートしました。

わかやま市民生協の高垣理事長(中央)

和歌山市民生協は古座川町(こざがわちょう)での企業の森活動に参加し、「コープきょうどうの森」として、組合員や家族らが広葉樹の植栽や下草刈りなどの体験を通じて、森林への理解を深める活動を続けています。

きょう午前、県庁の知事室で3団体の代表者が仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から表彰状を受け取りました。

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