夏の高校野球5日目、和東と高野山が勝ち進む

2021年07月13日 16時04分

スポーツ

和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている第103回全国高校野球選手権和歌山大会5日目のきょう(13日)は、雨で中止されたきのう(12日)の第3試合を含めた2回戦の2試合が行われました。第1試合の新宮とシード校和歌山東との一戦は、和歌山東が3番高橋(たかはし)のレフトへの大会3号となるホームランなど序盤から点を重ね、6回にはエース田代(たしろ)が自ら満塁走者一掃の3塁打を放つなど一挙5点を奪ってリードを広げるとともに、投げては新宮打線をヒットわずか4本に抑えて、結局7回コールドの8対0で新宮をくだし、シード校の実力を示しました。

続く第2試合の那賀対高野山戦は、高野山のエース天野(あまの)がスライダーを主体とした技巧的なピッチングで那賀打線に的を絞らせず3対0で完封勝ちしました。高野山は3回裏1番背古(せこ)の右中間突破の2塁打で均衡を破り、4番渡邉(わたなべ)がレフト前に運んで2者を迎え入れて3対0と試合を有利に進めました。ピッチャーの天野(あまの)は変化球を内外角に投げ分けるていねいなピッチングで那賀打線をシングルヒット4本だけに抑えてこのリードを守り切り、3対0で高野山が那賀に完封勝ちしました。

大会6日目のあすは (14日)は、午前11時45分から第1試合、
貴志川対和歌山北の試合が行われます。
続いて午後2時半からの第2試合で、箕島対智辯和歌山の試合が行われます。
和歌山放送はあす(14日)も全ての試合を紀三井寺公園野球場から実況中継します。

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