和歌山県は、きょう（１１日）、県内で新たに、１０代から７０代の男女６人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。住所地の保健所管内別では、和歌山市が４人、岩出と橋本がそれぞれ１人で、県内の累計感染者数は２７１０人となりました。県内で、１日の新規感染者が５人を超えるのは、今月（７月）１日以来、１０日ぶりです。

県によりますと、新たに感染が分かった和歌山市の６０代の男性は、おととい（９日）感染が分かった４０代の県職員の女性と同じ会議に出席していた、岩出保健所管内の中学校の教員で、和歌山市の７０代の無職の女性は、きのう（１０日）感染が分かった４０代女性の別居家族です。岩出保健所管内の５０代の男性会社員と、和歌山市の４０代の男性会社員は、ともに、大阪の会社に勤務していて、いずれも会社内で感染者があったということです。和歌山市と橋本保健所管内のいずれも１０代の女性、あわせて２人は、ともに大阪の大学に通学しているということです。この日感染が分かった６人は、いずれも、症状は安定しています。

これで、県内の累計感染者数は、死亡した４９人を含め、２７１０人となりました。この日までに５人が退院し、現在入院しているのは１７人で、酸素投与が必要な重症者は１人です。また、新たに、変異株感染者が３人確認され、あわせて８１８人となりました。