梅干しで熱中症予防を、田辺市の振興団体が配布
2021年07月11日 13時21分
梅の産地、田辺市の「紀州田辺うめ振興協議会」は、熱中症対策として、梅干しを食べてもらおうと、救命講習会の受講者に無償で梅干しを配布しています。
協議会は、熱中症の予防に塩分と水分の補給を推奨し梅干しが有効として、田辺市消防本部が主催する救命講習会で、2012年から毎年、梅干しの配布を実施しています。
このほど、田辺市で開かれた和歌山森林管理署の職員を対象にした講習会で、梅干しを受け取った山林作業歴35年という河合敏宏(かわい・としひろ)さん58歳は「山で、熱中症になりかかったことが何度かあるので、梅干しを食べるように心掛けたい」と話しました。
田辺市の救命講習会は、来月(8月)中旬までに、およそ20回開かれる予定で、協議会では、すべての会場で、梅干しを配ることにしています。