デジタル化推進シンポジウム和歌山市で開催

2021年07月08日 17時56分

社会経済

『デジタル化推進シンポジウム』がきょう(8日)午後

和歌山市のホテル アバローム紀の国で開かれました。

パネルディスカッションのようす(和歌山市で)

 これは、デジタルシステムの導入で企業などの業務の生産性を向上しようと

和歌山県が開いたものです。

シンポジウムでは、日本共創プラットフォーム代表取締役社長の

冨山和彦(とやま・かずひこ)さんが基調講演を行いました。

冨山(とやま)さんは、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって、

業務のリモート化が急速に進んでいるが、アフターコロナの時代になっても

この傾向はさらに進む。この時代は、地方が都会を逆転する機会にもなり得る

時代でもあるので、企業の皆さんはデジタル化を生産性向上させる手段として

生かしていこう」と訴えました。

続いて、日本IBMデジタルサービス社長の井上裕美(ひろみ)さんや

和歌山市のサイバーリンクス社長の村上恒夫さん、

インテリックス社長の木村明人さんの3人が

業務の生産性を高めるためにデジタル化をどのように

進めるかについて意見を交わしました。

この中で、村上さんは、「デジタル化の道具は近い。将来もっと便利なものが開発されるので、私たちは、時代の変化と方向性をいち早くつかみ、

全力で対応を考えていくことが必要だ」と訴えました。

また木村さんは、「商品開発と共に、生産効率を高めることが重要で、

デジタル化によって、残業がどれだけ減少させることが出来るかなど、

わかりやすい具体策が必要」と述べました。

     

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