オリンピック・パラリンピック前に和歌山下津港で港湾保安設備の合同点検

2021年07月08日 17時06分

社会

間もなく開幕する東京オリンピック・パラリンピックを前に、きょう(8日)午後、和歌山下津港(わかやま・しもつこう)で、海上保安部や警察、国土交通省などによる港湾保安設備の合同点検が行われました。

きょうの合同点検のもよう(7月8日・和歌山下津港・西浜埠頭)

これは、オリンピック・パラリンピックの開催に向けた国際的なテロ対策の一環として行われたものです。

フェンスの侵入アラートの点検
監視モニターを見学する参加者

きょうは、和歌山市の西浜(にしはま)5号岸壁に和歌山海上保安部や和歌山県警察本部、国土交通省、大阪出入国在留管理局などといった、港湾の警備や管理、出入国に関わる国と県の8つの機関の職員ら16人が参加し、海外からのコンテナを荷揚げする埠頭に入って、ゲートやガントリークレーンの説明を受けたほか、フェンスや振動感知センサーなど、不法入国者の侵入を防ぐ保安装置が正しく作動するかなどを確認しました。

和歌山港湾事務所の松葉所長

国土交通省近畿地方整備局・和歌山港湾事務所の松葉秀樹(まつば・ひでき)所長は「オリンピックとパラリンピックの開催を前に、我々以外の関係機関の担当者にも施設をしっかり見てもらうことで、今後の保安対策の強化につなげたい」と話しています。

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