ゴトウ本店破産手続き開始決定

2021年07月07日 17時20分

社会経済

和歌山市でスーパーマーケットを運営していた株式会社ゴトウ本店は、経営が困難になり、先月(6月)22日に和歌山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。負債額は2億3000万円です。

これは民間の信用調査機関帝国データバンク和歌山支店の調べでわかりました。

帝国データバンクによりますと、ゴトウ本店は和歌山市内で食料品や日用品を扱うスーパーマーケットとして店舗展開をしていましたが、2010年1月に29億円の負債を抱えて大阪地方裁判所に民事再生の手続きを申請していて、その後スポンサー企業が経営権を継承していました。しかし業績が回復せず、経営権を引き継いだ会社も去年(2020年)11月に事業を中止し、自己破産の申請に入ったことからゴトウ本店も事業継続を断念しました。

財産状況の報告者集会は、今年(2021年)9月30日午前10時半から開催される予定です。破産管財人は山西陽裕弁護士です。

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