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和歌山アウトドアフィールド魅力発信事業セミナー

2021年07月02日 18時34分

政治経済

和歌山県内の豊かな自然環境を活用したアウトドア体験観光の魅力を発信する県の事業のセミナーが、きょう(2日)和歌山市の県民文化会館で開かれ、県内の観光業者や自治体の職員らおよそ30人が参加しました。

きょうのセミナーのもよう(7月2日・和歌山県民文化会館)

県では、新型コロナウイルス感染症の影響で、「密」を避けて自然環境のなかで過ごすアウトドア観光の需要が高まっているとして、アウトドア観光客を誘致する「和歌山アウトドアフィールド魅力発信事業」を展開していて、東京のオンライン旅行予約業者「アクティビティジャパン」と連携して、県内の体験型観光予約特設サイトを運営するなど、集客力の向上や滞在時間の延長をはかることで、持続可能な観光地づくりを目指しています。

きょうのセミナーでは、アクティビティジャパンの小川雄司(おがわ・ゆうじ)社長が「予約の入りやすい着地型観光商品とは」と題して、全国の成功事例を紹介しながら「ツアータイトルとイメージ写真が大きな決め手。ターゲットを明確にし、例えば「初心者OK」とか「貸し切り可能」といったキーワードを盛り込むと、訴求力が高まります」と説明しました。

アクティビティジャパンの小川社長

その上で「地域ならではの独自性と、自然への熱意や人々との出会いを伝えるストーリー性、それに関連した特典を組み合わせて、ツアーを企画する旅行会社と、外国人を含む観光客双方を納得させる提案が求められます」とアドバイスしました。

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