あす(2日)も大雨と落雷に注意
2021年07月01日 19時13分
梅雨前線が停滞し、前線に向かって温かく湿った空気が流れ込むため、和歌山県では、あす(2日)も大気の状態が不安定になるため、和歌山地方気象台は、引き続き、土砂災害や、局地的に雷を伴った非常に激しい雨に注意するよう呼びかけています。
気象台によりますと、活発な梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に伸びています。
和歌山県内では昨夜(6月30日)から所々で激しい雨が降っていて、アメダスが観測した、きのうの降り始めからきょう(7月1日)午後4時までの各地の雨量は、串本町潮岬(しおのみさき)で217ミリ、古座川町西川(こざがわちょう・にしかわ)で188・5ミリ、新宮市で181・5ミリ、那智勝浦町色川(いろかわ)で160ミリ、白浜町日置(ひき)で154ミリなどと、紀南を中心に大雨となっています。
和歌山県では、あすも局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みで、あす予想される1時間の雨量は、いずれも多いところで北部が40ミリ、南部が50ミリとなっています。
また、こんや6時からの24時間では、北部150ミリ、南部200ミリと見込まれ、そのあと、あす午後6時からの24時間では、北部が100ミリから150ミリ、南部は100ミリから200ミリに達すると予想されます。
気象台は、南部ではあすの昼前にかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけるとともに、あすの夜遅くにかけて、和歌山県全域で、低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう求めています。