紀の川市長選挙に立候補表明、5選目指す現職市長

2021年06月30日 23時07分

交通政治社会福祉・医療経済

紀の川市の中村愼司(なかむら・しんじ)市長はきょう(6/30)、任期満了に伴う次の紀の川市長選挙に5回目の当選を目指して無所属で立候補する考えを表明しました。

これは、ことし(2021年)2回目の紀の川市議会定例会の最終日を迎えたきょう、閉会の挨拶で、中村市長が明らかにしたものです。

議会の後、取材に応じた中村市長は、この時期の出馬表明について、「ことし3月以降、各方面から出馬の要請をいただいていましたが、新型コロナウイルスの感染が続く中、表明することには抵抗がありました。しかし、全市民へのワクチン接種にメドがつき、決意を示させてもらいました」と語りました。

そして、次の任期中に、京奈和自動車道の紀の川インターチェンジと大阪・泉佐野市にある関西空港自動車道の上之郷インターチェンジを結ぶ京奈和関空連絡道路の実現や、公立那賀病院の拡充などに取り組む考えを示しました。

79歳の中村市長は、紀の川市貴志川町出身で県立向陽高校を卒業後、10年経って旧貴志川町の町議会議員となり、1994年から旧貴志川町長を3期務め、2005年には、合併して誕生した紀の川市の市長選挙で初当選し、現在4期目です。

紀の川市長選挙を巡っては、このほかに市議会議員の男性が立候補の準備を進めています。

任期満了に伴う紀の川市長選挙は11月28日に告示され、12月5日に投開票が行われます。

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