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坂本地方創生担当相が来県

2021年06月28日 19時18分

政治社会経済

坂本哲志(さかもと・てつし)地方創生担当大臣が、きょう(28日)和歌山県を訪問し、白浜町のITビジネスオフィスや広川町(ひろがわちょう)の稲むらの火の館などを視察したほか、和歌山市で仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と意見交換しました。

県内の状況を坂本大臣に説明する仁坂知事(左)(6月28日・和歌山県データ利活用推進センター)

坂本大臣は、きょう午前中から午後にかけて、白浜町のITビジネスオフィスや広川町の稲むらの火の館、ICTを活用したミカン栽培を展開する有田市(ありだし)の早和(そうわ)果樹園などを視察しました。

総務省統計データ利活用センターを視察する坂本大臣(中央)(6月28日・南海和歌山市駅ビル)

夕方には和歌山市に入り、南海和歌山市駅ビルの統計データ利活用センターで仁坂知事と意見交換しました。

この中で仁坂知事は、県内の人口減少や道路整備の遅れ、新型コロナウイルスに伴う観光客の減少といった課題を示した一方で「コロナ後はテレワークやワーケーションが進み、東京や大阪などの都市への集中から地方への回帰が進む」として、企業誘致や転職無き移住の誘致活動を積極的に行っている県の姿勢をアピールしました。

視察の感想を述べる坂本大臣

一連の視察を終えた坂本大臣は「今回は、仁坂知事と意見交換するとともに、ITビジネスオフィスやスマート農業などの県内の取り組みをしっかり視察でき、大変意義深かかった」と述べ、今後、これらの取り組みの様子を全国に発信し、今後の地方創生に活かす考えを示しました。

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