和歌山県は、きょう（２８日）県内であらたに５０代の女性１人と２０代の男子大学生２人のあわせて３人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。県内の累計の感染者数は、死亡した４９人を含め２６７６人となりました。

県・健康推進課によりますと、５０代の女性は橋本保健所管内在住で、先に感染が確認された人の別居親族で、親族が発症する数日前に接触があり、濃厚接触者として検査を受けたところ、きのう（２７日）感染が判明しました。女性に症状は出ていませんが、きょう、医療機関に入院しました。

２０代の男子大学生２人のうち、１人は高知県内の大学生で、おととい（２６日）発熱や倦怠感があらわれ、検査の結果、きのう感染がわかりました。海南保健所管内にある実家に帰省していたということで、県では家族などを検査しています。

もう１人は、岩出保健所管内在住で、県内の大学に通っていて、今月２４日から発熱や倦怠感などの症状があらわれ、検査の結果、きのう感染がわかりました。

また、きょうは変異ウイルスの新たな感染者は確認されず、変異ウイルスの累計感染者数は７９７人です。

一方、現在入院している人は１８人で、このうち酸素投与の必要な重症者は２人です。